あやちゃん天国へ

おとなしい猫だった。おとなしいから、具合が悪いのに気づくのが遅かった。トイレから出るときに足がよろけたのでびっくり、すぐ病院へ、12月から6回通院、点滴、高濃度栄養食をシリンジで、あれこれがんばったが、2/8午後3時息をひきとった。みんなに好かれていて、どちらかというと猫にしては目が小さくぱっとしない顔だちだったが、猫仲間てきには人気があった。仔猫の面倒見もよく、やさしい子だった。散歩のときはすいすい歩き、なにかしゃべりながら歩くのが面白かった。歯は下の歯が抜けたりしたので、たぶん15歳くらいにはなっていたろう。予期悲嘆で泣いたりしたので、埋めるときも涙はでなかった。子持ちで置き去りにされて、私に頼ってきたのがはじまりだから、我が家にきてしあわせだったと思う。自分の息子の康太、しずかちゃんと猫団子でいつもしあわせそうにソファで寝ていたなあ。羨ましくなるくらい仲が良かった。猫同士で完結していたので、人間にはあまり依存しなくても、大丈夫だったから、拓郎や天ちゃんのようにしつこく甘えることもなかった。アマゾンから届いた高濃度栄養食のチューブが無駄になった。強制給餌なんかやっぱりしなければ良かった。最後は2.6㌔だった。めみちゃんやみけちゃんより、かわいそうだったと思う。とらちゃんのときほどには後悔はしないが、食べられなくなったら、人も猫もおわり、なんだなと思う。余分な介護は、医療は、本当に本人のためだろうか。目もくぼみ、骨と皮になって、硬くなってしまった猫を抱き、天国があるなら、神様がいるなら、あやちゃん、いいこだったね、と神様に褒めてもらいたい、と強く願った。

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